2012年1月16日
ロジカルテック株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:田村 留嘉)は、新しいクラウドファイルサーバサービス「SGateOffice(エスゲートオフィス)」の申込受付を2012年1月18日より、サービスの提供を2012年2月2日より開始いたします。現在、クラウドを導入したい企業にとっての最大の懸念は、情報漏洩、そしてクラウド提供者がファイルへの不正アクセスやコピーなどを意図すれば、その阻止が不可能だということです。そこで、「SGateOffice」(Secure Gate Office)は、既存のクラウドファイルサーバで懸念されていたこの問題点を解決することにより、利用者が安心・安全に利用することを可能にしました。
独自の特長
クラウド上のファイルを常に暗号化
本クラウドを利用時に、自社内部で暗号キーを取り決め、その暗号キーを使ってクラウド上のファイルをやり取りするだけです。ファイル操作は従来通り、利用者は全く暗号について意識する必要がありません。また、暗号キーは一切クラウド上になく、利用PC上でしかファイルを復号化できないため、サービス提供者の管理者でもファイルに不正アクセスできません。
操作PCからの情報漏洩防止
SSL-VPNによって通信経路上で暗号化するだけではなく、利用PC上も独自の仮想化技術により動作させるため、利用者のモラルに依存せずに情報漏洩や不正コピーを防止できます。利用者はサーバ上のファイルをダイレクトに開き、閲覧・編集を行うことができますが、管理者の許可なく他のメディアに保存したり、メールに添付して送信したりすることはできません。さらに、ファイル操作は、利用PCの物理ハードディスク上では行っておらず、通信もファイルサーバ以外とは許可されていないため、ウイルス防止にも有効です。
OTPトークンによる強固な認証
SGateOfficeを利用する際は、IDとパスワードを入力するだけでなく、OTPトークンのワンタイムパスワード(1分単位で自動的にパスワードを生成する装置)と組み合わせることで、強固な二因子認証になり、なりすまし等の被害を防ぐことができます。
自社ファイルサーバとの同期
Windowsタスクスケジューラに登録するだけで、複数のフォルダを指定した時間ですべて自動的にクラウドと同期を取ることができます。普段は、社内でファイルサーバをそのまま使い、外出先ではクラウドを利用。非常時にも社員が自宅などから利用でき、業務が継続できます。
主な機能
クライアントによるサーバ上のファイルの暗号化
シンクライアント同等のセキュリティ
ID/Password+OTPトークンの二因子認証
フォルダごとに権限設定が可能
ユーザごとのファイルアクセスログ管理
ウイルス防止に有効
ソフトの事前インストール不要、ActiveXさえ利用できればどこでもアクセス可能
利用シーン
緊急時のBCP(業務継続計画)対策
社外からの安全なファイルアクセス
全国の支店等に点在するファイルサーバの一元化
安全なファイルサーバのアウトソーシング
拠点間や取引先等との安全なファイル共有
ユーザ利用環境
提供価格
利用ユーザ数5ユーザとストレージサイズ5GBの場合:月額8,978円(税込)~
OTPトークンの初期設定費用:1,575円/個(税込)
販売目標
1年間で1,000ユーザライセンスの提供を目指します。
お問い合せ先
ロジカルテック株式会社 ソリューション事業部
TEL:03-5496-0211 F
AX:03-5496-0213
〒141-0031 東京都品川区西五反田8-3-13 第二白川ビル3F
ロジカルテック株式会社ホームページ:http://www.logicaltech.co.jpSGateOffice
サービス紹介ページ:http://www.logicaltech.co.jp/sgateoffice/index.html
e-mail:sgateoffice@logicaltech.co.jp
※本サービスの仕様は、予告なしに変更する場合があります。
※記載された社名および商品名は、一般に各社の商標または登録商標です。